「成年後見人」の大きな役割として「財産管理」「身上監護」の2つがあげられております。そのうちの1つ「身上監護」とは、被後見人の生活を見守り世話をすることをあらわしているとされています。

財産管理とともに本人の意思や希望が優先的に尊重されるべきとされておりますが、介護や生活維持などに対するサポートが必要とされる際には、本人の代わりとして必要とされる判断や契約、支払いなどを行うことが求められてくるようです。

成年後見人の専門職として知られているのは、弁護士、司法書士、市民後見人などがあげられます。もちろん本人のご家族やご親族の方が成年後見人になることも可能ですが、整理しなくてはならない資産が膨大にあるようなケースであれば、それぞれの専門家たちに依頼することがスムーズな手続きにつながるなどと言われているようです。

成年後見人「身上監護」