司法書士の仕事に関して「登記のプロ」としての認識を得ている人びとが多いかもしれませんが、最近、企業内で活躍している司法書士たちの姿を垣間見ておりますと、法務的なアドバイザーとしてのコンサルタント業務として数多くの相談を受けている人びとが少なくないようなのです。そもそも司法書士の多くは、あれもこれもといった形で依頼者からの相談ごとを請け負うのではなく、特定の分野における専門性をもったかたちで開業したり企業に所属するケースが多いとも言われております。専門性と言いますとたとえば、不動産登記、成年後見業務、訴訟業務などがあげられます。1つの分野に特化した専門知識があることが司法書士にとっては大きなメリットとも言えるのかもしれません。

司法書士のお仕事と専門性