信託、という言葉を知っている方は多いです。様々な形の信託がありますが、その一種に、遺言代用信託、というものがあります。それはどのようなものなのでしょうか。

遺言代用信託は、信託銀行などに財産を託すことで、生きている間は自分のために財産を管理してもらい、亡くなったあとは自分の家族に財産を簡単に引き継ぐことができる、という制度のことです。

うまく使うと、相続時のトラブルを減らすことができると言われています。なぜなら、被相続人が亡くなったあと、すぐに財産を引き出すことができることや、孫の代まで相続内容を細かく決めることができること、それから、使いすぎないように少額ずつ財産を受け取ることができる、というメリットがあるためです。

もちろんデメリットもあり、それは、財産の種類が決められていることや、途中で解約することができないことなどです。

うまく活用し、快適な相続を行いましょう。

遺言代用信託とは